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  • 執筆者の写真いまい動物病院

【1cm以下】TNRの避妊手術の傷の大きさが小さすぎる!

更新日:2021年1月10日

猫ちゃんの避妊手術するときの傷口の大きさを今日は紹介したいと思います




避妊手術といえば、オペ後1週間後に来院して、抜糸するのが普通なのですが、


TNRをする猫ちゃんはリリースした後にもちろん当院に戻ってくることないので、抜糸すること出来ません




抜糸しないで大丈夫なの?


と皆さんよくご質問いただくのですが、




抜糸しなくて済むように、当院では、TNRの猫ちゃんには自然に吸収される糸を使って、皮膚がくっつく頃には糸が溶けるようにしてあります(縫合の方法も通常の皮膚を縫合する方法とは違うやり方で縫合しています)


ですので、体に糸が残ることはありませんので安心です




さらには、手術後にすぐにリターンして大丈夫なの?傷口開かない?



というご質問もよくいただきます


基本は当院では、


手術したその日または次の日にリリースしてもらいます(外猫ちゃんにとって捕獲された状態が続くことは相当ストレスがかかります)


状態が不安な子は入院することもあります


ですので、傷口は最小限にしなければなりません




当院ではTNRの避妊手術は傷口1センチ以下が基本です




猫のお腹


さらには、手術用ボンドで皮膚を完全にくっつかせるので、細菌や泥などが入ってこないように対策もしてあり、安心です



また、長期間効く抗生物質の投与もしてありますので、尚更安心です



当院では、リリースした後のことも考えて、TNR用の避妊手術の手技や道具を使います


普段の飼い猫ちゃんにする避妊手術とは少し違うんです




傷口ほんの数センチの違いが外猫ちゃんにとっては大きなリスクになるので、最小限に傷口をし、さくら猫ちゃんたちが健康に暮らせるよう手術を心がけて行っております



いまい動物病院はTNRを推進、応援している病院です


何かお手伝いできることやご質問などあれば、なんなりとお尋ねください


捕獲器も貸し出ししています


また、大田区民であれば、TNRの手術代は当院では無料になります


是非ご活用ください





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